お知らせ

2020年5月21日、
今年も新しいバージョンのFileMakerが発売開始になりました。
毎年5月に発売される新バージョン。ついに発売です!
今回から名前も変わり「Claris FileMaker」となっています。

今回も機能が充実し、開発者にも嬉しい機能がいっぱいです。

19の新機能についてはクラリス・ジャパン様の以下のサイトをご覧ください。
https://support.claris.com/s/article/FileMaker-Proバージョン比較?language=ja#fm19

また、19の技術仕様について、とてもわかりやすく1つのページにまとめられていますので、
クラリス・ジャパン様の以下のサイトもご覧ください。
Claris FileMaker 19 の技術仕様

今回は名前の変更もですが、機能などもかなり大きく変わったように思います。
よりクラウド化に力を注いでいる印象もあります。

JavaScriptを使用してWebビューア内でアクションが実行できたり、
NFC読み取りができるようになったり(ただしSuicaなど、形式の違うものは読み取りできません)、
機械学習モデルを使うことができたり、
新しい機能を取り入れています。

追加された機能もたくさんありますが、無くなったものもあります。
残念なことではありますが、19からRuntimeソリューション作成のサポートが取り除かれました。

Claris FileMaker Pro 19となった新バージョンの拡張子も .fmp12 。
FileMaker Pro 12 以降で作成されたファイルであれば
Claris FileMaker Pro 19 で開くことができますが、
FileMaker Pro 11以前で作成したファイルをClaris FileMeker Pro 19 で使用するには、
Claris FileMeker Pro 19 のファイル形式に変換する必要があります。

製品ライン

製品の種類は、
・Claris FileMaker Pro
・Claris FileMaker Server(オンプレミスでカスタム App を共有)
・Claris FileMaker Cloud(クラウドでカスタム App を共有)
・Claris FileMaker Go

今までのFileMaker Pro Advanced は最初にClarisと付き名前が長くなってしまうのでAdvancedは外されたとのことで、
Claris FileMaker Pro となったそうです 。Advanced の表示はありませんが開発に特化した機能も備えています。

Claris FileMaker Pro 19カスタムAppを作成するために利用するツール。Windows・MacでカスタムAppにアクセスするのにも使用。
Claris FileMaker Serverオンプレミス環境でカスタム App を安全に共有。 FileMaker Server はデータの共有が必要なチームおよびユーザ向け。
Claris FileMaker Cloud作成したカスタム App を クラウド上でチームと共有するため最適な環境をご提供。Essentials プランまたは Standard プランから選択。
Claris Connect日常業務で利用する App をつないで強力な自動化ワークフローを作成できる。プランは FileMaker Plus、Essentials、Standard、開発用のDeveloper の4つから選択。
Claris FileMaker Go 19iPhoneやiPadでのデータ閲覧・入力・編集用。FileMaker Go ではファイルの作成や修正はできない。

互換性

◆◆Claris FileMaker Pro 19 から接続可能なホスト◆◆
◆◆Claris FileMaker Go 19 から接続可能なホスト◆◆

Claris FileMaker Pro 19 は次のホストに接続できます:
Claris FileMaker Server 19、および 18
Claris FileMaker Cloud for AWS 1.18
Claris FileMaker Cloud 2.19
となっています。

ホストの互換性に 12〜17 は入っていません。
拡張子が同じでも開くアプリケーションのバージョンによっては互換性がありません。

今までは2バージョン前までのサーバに接続できていました(18のときは、FMS16〜18に接続可能でした)が、
今回は1バージョン前まで(19は、FMS18〜19に接続可能)となっていることに注意が必要です。

※互換性の詳細は、クラリス・ジャパン様のサイトをご覧ください。
Claris FileMaker 19 の技術仕様

◆◆◆Claris FileMaker Server 19 がサポートするクライアント◆◆◆
◆◆◆Claris FileMaker Cloud 2.19 がサポートするクライアント◆◆◆

Claris FileMaker Pro 19、FileMaker Pro 18
Claris FileMaker Go 19、FileMaker Go 18
iOS App SDK 19、18 を使用して作成された iOS アプリケーション
FileMaker WebDirect
となっています.

サポートするクライアントに 12〜17 は入っていません。

※互換性の詳細は、クラリス・ジャパン様のサイトをご覧ください。
Claris FileMaker 19 の技術仕様

システム条件

◆◆Claris FileMaker Pro 19◆◆

・Windows 8.1 Standard および Windows 8.1 Pro Edition (64 ビットのみ)
・Windows 10 Enterprise および Windows 10 Pro Edition (64 ビットのみ)

・macOS Catalina 10.15
・macOS Mojave 10.14

※Mac は macOS Hight Sierra 10.13 はサポートされなくなっています。

※システム条件の詳細は、クラリス・ジャパン様のサイトをご覧ください。
Claris FileMaker 19 の技術仕様

◆◆◆Claris FileMaker Server 19◆◆◆

・Windows Server 2019 Standard Edition (デスクトップエクスペリエンスをインストール済み)
・Windows Server 2019 Datacenter Edition (デスクトップエクスペリエンスをインストール済み)*
・Windows Server 2016 Standard Edition (デスクトップエクスペリエンスをインストール済み)
・Windows Server 2016 Datacenter Edition (デスクトップエクスペリエンスをインストール済み)*
*Windows Server Datacenter は FileMaker Server 19 と互換性がありますが、完全には検証されていません。

※Windows Server 2012 はサポートされなくなっています。


・macOS Catalina 10.15
・macOS Mojave 10.14

※Mac の macOS High Sierra 10.13 はサポートされなくなっています。


今回からLinux CentOS (開発者プレビュー)も含まれました。
・CentOS 7.7


※システム条件の詳細は、クラリス・ジャパン様のサイトをご覧ください。
Claris FileMaker 19 の技術仕様

◆◆◆Claris FileMaker Go 19◆◆◆

・iOS 13.2 以降のバージョンが実行されている iOS デバイスであることとなっています。
利用できるデバイスについても詳細記載されていますので、クラリス・ジャパン様のサイトをご覧ください。
Claris FileMaker 19 の技術仕様

購入について

Claris FileMaker 19 製品ラインも、
シングルライセンスで購入できるのは Claris FileMaker Pro だけです。
料金は、

製品フルバージョンアップグレード
Claris FileMaker Pro 1957600円(税別)22800円(税別)

その他、ボリュームライセンス料金については、
・ユーザライセンス
・同時接続ライセンス(※)
・サイトライセンス
の3つで、それぞれ「年間」「永続」の選択ができます。

※不特定多数からの接続が必要な場合は「同時接続ライセンス」の購入が必要になります。

FileMaker ボリュームライセンスのサイトで確認されることをお勧めします。

Claris FileMaker Go 19 は、無料です。


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