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Claris FileMaker 19 のアップデータのリリースのお知らせが、11月17日に出ました。

今回のアップデートで、
FileMaker Pro では macOS MontereyとWindows 11が、
FileMaker Server では macOS Monterey がサポートされました。

一方、ご利用のOSによっては今回のアップデートからサポートされなくなる場合があります。
Claris FileMaker Pro 19.4.1 リリースノートに以下の記述があります。

macOS Mojave 10.14 および Windows 10 (バージョン 20H2 以前) はサポートされません。
FileMaker 19.4 にアップデートされる前に、OS のアップデートを行なってください。


と書かれていますのでご注意ください。

なお、Claris FileMaker Pro、 のアップデートの仕方は今までと同じですが、
今回のアップデートするタイミングは、ご自身で状況を考え、問題ない場合のみ行うことをお勧めします。

Claris FileMaker Pro 19.4.1 へのアップデート

今回のアップデートでは、以下の新機能が追加されたそうです。
■ショートカットによるスクリプトの実行 (macOS Monterey)
■カスタム OAuth アイデンティティプロバイダのサポート
■セッション識別子(新しく Get (セッション識別子) 関数と、 [セッション識別子の設定] スクリプトステップが追加されました)

その他、強化された機能や不具合の解消もされているようです。

詳細はFileMaker Pro 19.4.1 リリースノートに記載があります。
ご確認ください。

Claris FileMaker Pro 19 は、
ソフトウェアの「ヘルプ」メニューの「ソフトウェア更新の確認…」を選ぶと、
アップデートがあればダイアログが表示され、
ダイアログに従って進めるとアップデートできる仕様になっています。

アップデートの手順についてはこちらのブログに画面付きの説明を記載しています。
多少、バージョン違いによる画面の違いはありますが、流れは同じなので多少は参考にしていただけると思います。
よろしければごらんください。

インターネット接続ができないマシンでご利用中の場合は、
接続可能な別のマシンでアップデータをダウンロードすることもできます。
ダウンロード用のファイルはこちらのアップデートとリソースのダウンロードページでも入手できます。

毎度のことになりますが、今回のアップデートについてもリリースノートをご確認いただき、
ご自身の責任でアップデートするようにしていただければと思います。

Claris FileMaker Server 19.4.1 へのアップデート

Claris FileMaker Server については、以下の新機能および機能強化がされたそうです。
■Admin Console に
外部認証および Admin Console サインインに使用するカスタム OAuth アイデンティティプロバイダセクションが含まれました。
■Claris FileMaker Pro® 19.4.1 では
[セッション識別子の設定] スクリプトステップおよび Get (セッション識別子) 計算関数が新しく追加されました。
Admin Console の [データベース] タブの [ユーザ名] 列は [セッション識別子] 列に変更されます。
「Access.log」ファイルにセッション識別子が変更されたときのエントリが含まれます。
■Admin Console は https://[サーバーのアドレス]:16000/admin-console の代わりに
https://[サーバーのアドレス]:443/admin-console を使用してリモートでアクセスできるようになりました。
■FileMaker Server 19.4.1 ではパフォーマンスが強化され、作成、読み取り、更新、および削除処理中のカスタム App の応答性が向上。
特に、Claris FileMaker WebDirect® のパフォーマンス向上により安定した Web 同時接続数が増加。
など、他にもいくつかの記載があります。

こちらも修正された問題もあるそうです。
■macOS: FileMaker Server インストール時に PHP はインストールされなくなりました。
アップグレード後、フォルダ /FileMaker Server/Web Publishing/Publishing-engine/php/ は残りますが、(アップグレードではない)
クリーンインストールではインストールされません。
■FileMaker Server 18 から FileMaker Server 19 にアップグレードすると、
既存の Admin Console のデスクトップショートカットが取り除かれる。
■Admin Console および FileMaker WebDirect のデスクトップショートカットアイコンが作成されない。
など、他にも多くの記載があります。

Claris FileMaker Server のアップデートを予定されている方も、
必ずリリースノートを確認し、必要に応じて対応することをお勧めします。

Claris FileMaker Go 19.4.1 へのアップデート

Claris FileMaker Go もアップデートされています。

こちらは以下の修正がされているそうです。
■オンスクリーンキーボードの使用時に、日付フィールドの上部が切れて他の月に移動することができない。
■デバイスがスリーブモードに入ると共有ファイルのオブジェクトフィールドに含まれるオーディオファイルの再生が停止してエラーが返される。
再度オーディオファイルを再生しようとすると「メディアにアクセスできません」というエラーが返される。
■共有されているカスタム App にアクセスして閉じた後、そのカスタム App を再度開けない場合がある。
共有されているカスタム App に再度アクセスするにはデバイスの再起動が必要になる。
■タブの幅が 0 に設定されている場合にタブコントロールに配置されているポータル内で垂直にスクロールできない。
■iOS 15 上で FileMaker Go がバックグラウンドで実行されている場合に予期せず終了することがある。
などです。

こちらも詳細はリリースノートを確認してください。

バージョン19から、バージョンの扱いが変わりましたが、
19になってから初めて、対応するOS、というより「対応しなくなるOS」といった方がわかりいいかもしれませんが、
ご利用の環境で「Claris FileMaker Pro 19」が使えなくなることがあるアップデータのリリースです。

皆様、ご自身の環境をよく確認した上で、アップデートされますようご注意ください。


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