今年もありがとうございました(まだ仕事しますが)

今年も残りわずかになってきました。
あまり更新されないブログにお付き合いいただいた皆様、ありがとうございます。

来年こそは、せめて月に1本は本業に関わる記事を書けるようにしたいと思います。
思うのは毎年のことなのですが、
来年こそ実現させるため、ここに書いておくことにしました。

来年は私が「データベースの醍醐味」と考える3つのことのひとつをテーマに
書かせていただこうと思っています。

データベースの醍醐味(個人的な考え)

私の考える「データベースの醍醐味」は
・検索
・並べ替え
・集計
の3つです。

たくさんのなかから目的のものを検索できるのはとても便利です。
並べ替えることで整理することができるのも魅力です。
そして何よりも私が気に入っていることは「集計」機能なのです。

数字は人を動かす

私はこう考えています。

実際、文章にまとめて提出しても、
声を大にして訴えても聞くことさえしてもらえなかったことを、
数字で示した資料を持って訴えたらすんなり聞いてもらえたことがありました。

「忙しい、忙しい」とどれほど言っていても、人によって受け取り方は様々で、
「どうせ言ってるだけでしょう」と思われることだってあります。
「どのくらい忙しいか?」を示すには数字で表すのが相手にも伝わりやすいですよね。

「労働時間は○時間、
 そのうちAの作業に○時間、Bの作業に○時間」
と伝えることで、
 「(Bの作業の効率を上げる方法がなければ)増員が必要」
と考えてもらえる可能性がアップしたのかもしれません。

それ以降、なるべく数字をもとにした資料を用意したり話をしたりするようになりました。

少し大袈裟かもしれませんが、
数字は正確な情報を伝えるのに最適な手段だと考えているからです。

データベースを開発するときに考えること

数字、グラフ、表、…など、データから引き出した数字が人を動かす。
人を動かすための数字が出せるようにデータベースを作る。

私のデータベース開発は、
これを目的に実現するためにどうすればよいか考えることから始まります。

業種によって、人によって、タイミングによって
必要な数字は違うこともあります。

だからこそ、開発前のヒアリングはとても重要で、
何を求めているのか、何があれば役立つか、
を、
いかに聞き出せるか、引き出せるか、
だと思っています。
ヒアリングは真剣勝負(勝ち負けではないですが)です(^^)

機能でできることを知っておく

聞き出したら、今度はどうやって実現するかです。

FileMakerは結構「力技」でなんとかなることがあります。
なのでなんとかやってきました。

力技でもなんでも、できたものを見ていただき、
お客様が便利だと言ってくださるとこんなに嬉しいことはありません。

「便利になった」と言われることが何よりもうれしいことです。

便利なデータベースを作れれば何よりですが、
同じ「役立つ」機能でも、
シンプルにできるものはシンプルな作りで実現できればそれが一番です。
グリグリと力技で計算した値を基本的な機能だけで表示できれば、
その方がシステムとして良いものです。

「知らなかった機能を使えばこんなに簡単にできるんだ」
と後から思ったことも度々ありました。

意外と使っていない便利な機能があると思いました。

先に知っていれば…と思ったことは、
もしかしたら他の方にも役に立つかもしれません。

ということで、
来年は集計にしぼって、
「こういう数字を表示するとき、私だったらこうしています」
というようなことをメモ書きしようと思います。

来年こその宣言を今年最後のブログとさせていただきます。

皆様、良いお年をお迎えくださいませ。