macOS で稼働するFileMakerServer にファイルをアップロードできない

今回は、
macOS Catalina 10.15.7 で稼働している Claris FileMaker Server 19 に、
クライアントマシンの Claris FileMaker Pro 19 からファイルをアップロードできない
トラブル解決のお話です。

Claris FileMaker Server 19(以降、FMS19と表記)
Claris FileMaker Pro 19(以降、FMP19と表記)

先週、クライアントマシンのFMP19からFMS19に1ファイルアップロードしようとしました。
いつも通りの手順で、迷いもなく実行したつもりなのですが、
なぜか失敗に終わりました。


理由がわからない一般的なエラーになっています。
これ、たまに起きるのでもう一度同じ手順でやってみました。
ですが、同じエラーでアップロードできませんでした。

Webサイトで調べてみると、
Claris エンジニアリング ブログ に解決方法が載っていました。

今「FileMaker アップロードに失敗しました」で検索すると一番上に表示されると思います。

これ、
Apache Server をバージョン 2.4.51 にアップグレード後
と書いてあるので「自分はやっていないので関係ない」なんて思っていても
該当している場合があるのでご注意ください。。。
(私がそれでした・・・)

今回のApache Server をバージョン 2.4.51 にアップグレードする処理は、
mcOSのセキュリティアップデートを入れることで実行されるそうです。

このこともきちんと説明書きされているのですが、
うっかり見落としそうになりました。。。(よく読まねば…ですね)

解決方法も書いてあり、2つのやり方が説明されています。

私はコマンドラインは得意ではないので、少しでもコマンド操作が少ない手順、
「提供された bash スクリプトを使用してアップロードの問題を解決する」
で解決しました。

コマンドが苦手な私と同じような方のために、、、

sudo bash <パッチのパス>/Apache_2-4-51_Patch.sh

書き方がわかりやすく書いてあっても
<パッチのパス>の部分をどう書けばいいのかわからない
という方もいらっしゃるかもしれませんので、私のメモを共有…
(今回も、私のメモ用ブログです<(_ _)>)

これ、ターミナル を立ち上げ、
sudo bash
と入力した後ろに、
ダウンロードした「Apache_2-4-51_Patch.sh」ファイルを、
ターミナルのカーソルが点滅している後ろあたりに
ドラッグ&ドロップすればパッチのパス(ファイル名含む)が表示されます。

サイトに書いてある文字列になったことを確認したら、Enterで実行されます。
以上で解決!

コマンドが苦手でなければものの10分もかからない作業で解決できるのはありがたいことです。
トラブルは起きないのが一番ですが、
アプリケーションを使っていればどうしたってこういう問題は出てきます。
苦手なコマンドも、少しずつでも覚えて慣れていければと思います。

さて、お約束の一文です。

ここに記載した内容についてのご質問などは受け付けておりません<(_ _)>
また、実行はご自身の責任で行ってくださいますようお願いいたします。


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