複数マシンにインストールする(設定支援インストール)方法

今回は、FileMaker Pro のインストールをネットワーク上で複数のコンピュータに設定する方法についてです。

以前の職場では、
ボリュームライセンスをご購入いただいたお客様のマシンにインストールする作業はしていなかったこともあり、
この機能に無関心でした。
名古屋に帰ってきてから、お客様と一緒にインストールさせていただく機会がちょこちょこ出てきて、
この機能が便利…というか必要だと思うようになりました。

が、
たまにしかしない作業なので、久しぶりに使おうと思うと、
「あれ、どこにあったっけ?」「これの指定ってできるのかな?」となってしまい、
毎回、探して調べるという始末。。。ということで、
今回も自分のためのメモとして、ここに記載させていただくことにしました<(_ _)>

個人のマシンだけだったら1〜2回ですむインストール作業も、
10台以上のマシンとなると、毎回ライセンスキーを入力したり、ライセンス証明書を指定したりするのは大変です。
ダイアログに従うだけとはいえ、手間がかかります。
そこで便利なのが「設定支援インストール」です。
(この呼び方は今回初めて知りました。。。)

インストーラフォルダ内にある「Assisted Install.txt」ファイルを編集して使います。
一からテキストを書くわけではないので、それほど難しくはないと思います。
どこをどう変えるとどうなるか?という疑問については、サイトに記載があるので覚えていなくても大丈夫です。

ライセンスキーの入力をしなくてもいいようにしたり、日本語に設定したり、
新規カスタムAppを作れなくしたり、開発ツールの使用をできなくしたりすることはあったのですが、
ここ1〜2年はこの機能を使っていませんでした。
久しぶりに見てみたら、
FileMaker Pro の起動時に開くカスタム App の指定もできることに気づきました。
(遅すぎですみません^^;)

「Assisted Install.txt」は プラットフォーム固有のものとのことなので、
Windows用とmacOS用、それぞれ別に用意する必要があるそうですが、
複数台にインストールする際は、この機能を使ってみることをお勧めします。

詳しくはClaris様の以下のサイト、
Claris FileMaker Pro 19 ネットワークインストールセットアップガイド
に記載があります。


上記のセットアップガイドには、「サイレントインストール」についての記載もあります。
これはユーザがインストールする際に表示されるダイアログが最小限に抑えられる方法です。
ユーザ各々がご自身の使うマシンに自分のタイミングでインストールしたいという場合は
「サイレントインストール」を試してみるといいと思います。

相変わらず、自分のためのメモばかりで申し訳ないのですが、、、
同じことにお悩みのどなたかのお役に立てればうれしいです。


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