FileMaker Developer Subscription

今年2つ目のブログは、
FileMaker Developer Subscription(FDS)のご紹介と、
(ファイルメーカーデベロッパーサブスクリプションと読みます)
FDSで使っているFileMaker Server 18 の有効期限の更新についてです。

FileMaker Developer Subscription(FDS)について

FileMaker Developer Subscription(以下、FDS)をご存知ですか?
このプログラムは開発者向けのもので、年間9000円(税別)で、
開発者にはとてもうれしいサービスを受けることができます。

いくつかのサービスがあるのですが、私が一番ありがたく思っているのはこれ!
FileMaker デベロッパ サブスクリプション ライセンス(テスト目的用)が使えることです。

これは開発テストに使えるFileMaker Serverや
FileMaker Pro advanced、同時接続を利用することができるサービスで、
3同時接続までと制限はあるものの、
9000円でFileMaker Serverが利用できるというありがたいサービスなんです。

私もかなり前(個人事業を始める前)からFDSに申し込みをしており、
(途中、半年くらい退会していたこともありますが・・・)
個人事業を始めてからはこの恩恵に賜り、
テスト用のFileMaker Serverとして使わせてもらっています。

詳しくはクラリス・ジャパン様のこちらのサイトをご覧ください。

FDSの更新

先月、12月にFileMaker Server 18 の AdminConsole 画面を開いてみたところ、
画面右上のお知らせマーク横に「2」という数字が表示されていました。
(画面キャプチャを取り損ねたので、先ほど取ったため数字が1になっています)


クリックできそうなのでしてみたところ、2つのお知らせが出ていました。

1つはその時点での最新バージョンになっていないというお知らせでした。
(最新バージョンは18のv3なのですが、訳あって私の環境は18のv2にまま)

もう1つはあと○日で期限切れになるというお知らせでした。
私は1月にFDSの更新日がやってくるので、あぁもうすぐなんだなぁと思いながら放置。


1月になりもう一度見てみましたが、やはりお知らせ数は「2」のままでした。
(最新にもしていないし更新もしていないので当然ですね^^;)

で、さすがに使えなくなるのは困ると思い、
FDSの更新のお知らせメールが来ていたので、リンク先から更新の手続きをしました。

FDSの更新をしたのにFMS18のAdminConsole画面のお知らせ数は変わらず「2」の表示。
有効期限も2020年1月の日付のままでした。

「午前11時ごろ手続きしたのでまだ処理されていないのかな?」
と思い、しばらく様子を見ることにし、19時ごろ見てみたのですが有効期限は変わっていませんでした。

「"ライセンス証明書の更新"っていうのは、自分でもう一度新証明書を指定し直す必要があるのかしら?」
と思い、メールを見直したのですが、、、
FDS更新した後に届いたメールには新しい「ライセンス証明書」をダウンロードするためのリンクがなく、
どうしたものかと考えあぐねてしましました。

ダメ元で、以前届いたメールのリンク先から「ライセンス証明書」をダウンロードし直しし、
それを使って「ライセンス証明書の更新」をしたところ、
やっとFMS18のAdminConsole画面のお知らせ数が「1」になり、
有効期限も2021年1月に更新されました\(^o^)/

「ライセンス証明書の新しいものが必要ということではなく、もう一度設定し直せばいいんだ」
ということで終わるはずでした。が、、、
実は、これ、やらなくてもいい手順だったようです。

FMS18が「インターネットに接続されているマシン」にインストールされている場合は、
ライセンス証明書の再設定などせずとも、FMSが定期的にインターネット上に確認をしに行ってくれるそうで、
更新手続きをしていれば自動的に更新されるんだそうです。
ただ、毎日確認をしているわけではないので、すぐに反映されるとは限らないそうです。

今回は私がライセンス証明書を設定し直したことがきっかけでFMSが確認をしてくれ、
結果、すぐに更新日が新しいものになって表示されたのかもしれませんが、
何もせず待っていても問題なかったようです。

更新手続きさえしておけば、新たにライセンス証明書の再設定はしなくてもいい
ということなのですが、これは「インターネットに接続できる環境の場合」なので、
インターネットに接続できないマシンにFMSをインストールしている場合は別の話。
更新してから新しいライセンス証明書をダウンロードし、再設定する必要があるそうです。
ご注意くださいませ。

今回はFDSのFileMaker Serverで気づいたことでしたが、
ボリュームライセンスの有効期限切れの際も同じだそうです。

FDSに入っていたおかげで?
有効期限切れになる前にFMSのAdminConsole画面でも更新のお知らせが表示されることがわかり、
クラリス・ジャパン社様から「更新のお知らせのメール」が届いたら、
ちゃっちゃと更新手続き(要するにお支払いしておく)しておけば良いということがわかりました^^;

珍しく1週間に2つも書いてみました。
今回のブログは技術的なお話ではありませんでしたが、
開発される方には是非知っておいていただきたい
FileMaker Developer Subscription について、ご興味を持っていただければうれしいです。


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