"うさぎのみみ"について

ご存知のとおり、うさぎのみみは長いです。
垂れ耳のうさぎもいますが、私が好きなうさぎは垂れていない耳のうさぎ…
クルクルよく向きを変え、いろんな方向の音が聞けるようになっています。

「常に人様の声を、言葉を聞ける人でありたい」
なかなかこれが…私には難しいことなのです。

孔子の論語の中にこんな節があります。

子曰く、
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。

高校の授業で習ったこの文章の中で、
「六十にして耳従う。」
この1行が一番心に残りました。

人の言葉に一喜一憂…振り回されがちな自分が好きではないのです。
振り回される必要なんてない…と思おうとしてもできない自分が嫌なのです。

60歳になれば何をきいても動じなくなれるんだ…早く60歳になりたい。
そう思ったこともありました。

人様の言葉が聞ける人でありたいと同時に人の意見に振り回されない人でありたい…
なんだか正反対なことのようにも思えますが、
いつかはそうなりたいという思いを持って「うさぎのみみ」とつけました。


"うさぎのみみ"について

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